今回は私がパニック障害・自律神経失調症を患ったきっかけや、治療の経過など過去について少しお話しできればと思います。
私がパニック障害・自律神経失調症を患ったのは、19才の時になります。当時は高校生活を終え、大学受験の浪人をしている時でした。
浪人生活は非常に大変なもので、朝から夕方まで予備校で授業を受け、授業が終わった後も自習室に行き、自習室が閉まる時間まで勉強して帰宅というハードな生活を送っていました。
現役当時の大学受験に失敗したため、もう後がない、1年もの貴重な時間を使って浪人するんだから絶対にいい大学に入ろう、そんな意気込みで、毎日勉強をしていました。
5月のある日、授業が終わって自習室で勉強していると、なにやら視線が定まらず、フラフラしたような異常な感覚に襲われました。
帰宅途中も、体が安定しない、めまいのような症状に襲われました。
気のせいか疲れただけだろうと思っていましたが、日が経ってもその症状は治らず、授業を受けていても、異常な感覚(説明がしづらいですが、耳が聞こえにくく、全身から冷や汗が出て、死ぬのではないかという恐怖心がありました)があり、勉強どころではなくなってしまいました。
耳鼻科を受診したところ、内耳には異常はないが、浪人生活のストレスが出たんだろうとのことで、運動などを取り入れると良いとアドバイスを受けました。
運動を取り入れ、勉強時間を減らして、睡眠時間を増やしてリラックスを心がけ、ある程度症状は治ってい来ました。
しかし大学受験当日、東京に向かう満員電車の中で悲劇が起きました。なにやら突然息が苦しくなってきて、全身から冷や汗が止まらず、死ぬのではないかという異常な恐怖感に駆られ、その後私は意識を失いました。
今でもその衝撃は忘れられません。一瞬にして、自分という存在がこの世から消えてしまうという感覚。ものすごく当時は怖かった。恐ろしかった。
当時は絶対に失敗できない受験を前にし、精神的負担が過剰なものになっていたと当時を振り返ると思います。
その後なんとか、大学受験はなんとか終わり進学を決めましたが、このような経験から私は電車に乗るのが怖くなり、人混みに行けなくなり、外出ができなくなり、人との関わりができなくなり、引きこもり・寝たきりの生活を送るようになりました。
その後は精神科を受診し、パニック障害と診断され、大学からは体調の回復を優先させるために休学を勧められ、両親からも休学をした方がいい、大学を辞めても生きていく道はあるといったようなことを言われていました。
しかし、私は1年間苦労して入った大学をそう簡単に辞めたいと思わなかったのでしょう。そのまま休学をせず、週に1回でも必修の授業だけでも頑張って通おうと思い、在学を決断しました。
そこからの生活は地獄そのものでした。毎日毎日不安との戦い、死の恐怖との戦い、とにかく電車に乗っている時は、早く着いてくれ、着いてくれ、気をとにかくまぎらわらせる、授業に出ているときも、早く終わってくれ、早く時間が経ってくれと時計ばかりをみていました。
動悸が治らず、保健室で寝かせてもらったこともありました。こんなに辛いことはない。もうどうしようもない。
そんなある日、ある人物に出会いました。その人物uさんは、夜間の学部に通っていた学生で、昼間の学部である、私の学部に転入試験を受けて入ってきた生徒でした。
私はサッカーが好きなのですが、大学の教室で授業を受けていると、一緒にサッカーをしないかと誘われました。
正直動悸と不安感でサッカーどころではありませんでしたが、一緒にサッカーをしました。
その後、その学生と2人でご飯に行くことになりました。そこで彼が、昔うつ病を患っており、今でも、精神薬を服用していると私に打ち明けてきました。
正直ものすごく明るい人に見えただけに私にはまさかそんなようには見えなかった。
彼に私の体調などの状況を打ち明けると、すんなり受け入れてくれました。私はこれがすごく嬉しかった。パニック障害の症状というのはなかなか一般には受け入れてもらえません。両親に話しても、気のもちようだとよく言われていたくらいです。
大学に行かれない状況だということを話すと、俺は友達がいっぱいいるから、授業の資料を持ってくることはできる。資料を渡すから俺に勉強を教えてほしいと言ってきました。
私は人より勉強はできた。だから大学へは行けないが、勉強をして、彼に教えたりすることはできた。
彼は、人一倍行動できる人間だった。友人も多いし、目標を向かって常に行動する、高い志を持っている。そんな姿がカッコよかった。
彼の助けがあって、1年留年しましたが5年かけて卒業することができました。
パニック障害になった当初、卒業するなんてもってのほかだと思っていましたが、彼との出会いによって、助け会える仲間ができ、なんとか卒業をすることができました。
みなさんももしかしたら、希望の会社に入ってからや学校に在学中に体調を崩されているかもしれません。
私がお伝えしたいのは夢や目標があるのであればそれを体調のせいでそれを諦めてほしくないと思っています。
後悔はしてほしくない。あなたの人生はあなたが主役です。あなたの人生の選択を決めるのはあなた自身です。
私はカウセラーからも大学の先生からもそして両親からも大学を休学することを勧められました。でも私は在学することを決断しました。
そして結果としていい友人に出会い、大学を卒業し、今は普通に社会人として生活ができています。
今ではあの時の決断は正しかったと思っています。
私は過去の私のような夢や目標に挑戦している、でも体調のせいで動けない、そういった方々の支援をさせていただきたいと思っています。それが私の使命なのかなと最近は感じています。
拙い文章ですが、少しでも皆様の人生の発展に貢献できれば良いと思っています。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
私の大学時代と友人との出会い

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