今回は、眼精疲労ついてお話できればと思います!
眼精疲労とパニック障害の関係ですが、眼精疲労を解消することによって、自律神経を整えることができるという点にあります。
自律神経について知らない方のために解説すると、自律神経は心拍や血圧など、私たちが生きていくために必要な体の機能を維持するために無意識に働いている神経のことをいいます。
そして、自律神経は大きく分けて交感神経と副交感神経に分かれ、よく自動車のアクセルとブレーキにたとえられます。
- 交感神経 →自動車のアクセル
- 副交感神経→自動車のブレーキ
運動している時など、活動量の高い時にはアクセルである交感神経が働き心拍数や血圧を高め、寝る前などリラックスしているときには、ブレーキである副交感神経が働き、心拍や血圧を抑えるようになっています。
この交感神経と副交感神経がバランスよく働くことにより私たちは人間としての生命活動を行うことができる仕組みになっています。
私たちの体というのは本当によくできていて、この無意識の神経が働くことにより、普段の生活の中で心拍を上げたり下げたり、血圧を上げたり下げたり自分のアクティビティに合わせて調整しながら、私たちの体の機能を保っています。
しかし、普段の生活から受けるストレスによって、自律神経のバランスが乱れ、めまい、動悸息苦しさなどの症状が起こることが多くあります。
さて、ここで重要なのが、眼というのは基本的に交感神経を活性化させるということです。
現代人は、パソコンやスマホにより、眼を酷使する生活を強いられていますよね。一日中スクリーンとにらめっこみたいな生活を送っているという人も多いのではないでしょうか。
私たちが普段の生活の中で眼を酷使している現代では、交感神経が過剰に活性化された状態になっているということです。
これは非常に問題になっており、CVS(コンピュータビジョンシンドローム)といって、長時間の目の酷使がドライアイや輻輳障害など様々な眼の問題を引き起こすことが分かっています。
これだけ目をつかっているにも関わらず、毎日目のケアをしているという人は少ないのではないでしょうか。普通に考えて、一日中体を動かし続ければ体は疲れます。同様に一日目を酷使すれば眼も相当に疲れているはずです。
私自身、目のケアを行うようになってから、パニック障害の症状を大幅に改善させることができました。
だからこそみなさんにも日頃から目のケアを日常に取り入れていただき、より健康な体を手に入れてほしと思っています。
私がよく使っていた眼精疲労を改善させるツールですが、ピンホールメガネというものがあります。
これは100 円ショップに売っているものですが、メガネのレンズ部分に小さい穴がたくさん開いている形になっています。

このメガネを使うメリットは目に入ってくる光の量を減らすことができることです。
パソコンやスマホから出る光というのは私たちが思う以上に脳への刺激が強いものになってきます。
特にスマホから出るブルーライトが睡眠の質を低下させるという話は有名ですね。
日頃から眼を酷使している人はこのメガネをかけると、光に対する刺激が軽減され、リラックスした感覚を得られると思います。
メガネをかけてみて効果を感じられた方は寝る前に一時間など、リラックスしている時にこのメガネをかけてリラックスする習慣を作ってみてください。
質問があれば、コメントをお願いします!
コメント