今回の記事では、パニック障害を克服するために重要な生活習慣についてお話ししたいきたいと思います。
パニック障害がなかなか治らない、薬を飲んでも良くならない、いつになったらよくなるのだろう。
私自身、このような悩みを長年抱えてきました。
その中で、私は生活習慣を変えたことによって、大幅にパニック障害を改善させることができました。
生活習慣というのは本当に大事で、毎日無意識に取る生活習慣や行動が気づかないうちに私たちの健康を害しているということは多くあります。
私はそれらに一つずつ気づいて、その習慣を少しずつ改善させていきました。
たとえば、食事であったり、睡眠であったり、運動であったり。
その結果、長期にわたって、少しずつ体調が改善され、パニック障害を患う前の体の状態に完全に戻ることができました。
そのような経験から今回はそのうちの重要な1つを解説したいと思います。
それが「自宅にいる時間を減らす」というものです。
私がパニック障害を患った当初、電車に乗ることができなかったため、一日中自宅にこもり、インターネットを見ているような生活をしていました。
自宅に引き篭もることはパニック障害にとっては、本当に良くない行為だと思います。人間というのは暇な時間ができると、思考がネガティブなことに向いてしまうようにできているからです。
自宅に引き篭もると、自分の体調だったり、病気、将来の不安など、ネガティブな思考に偏ってしまう。
また、暇になると人間は何をするでしょうか。現代では、たいていスマホを見るのではないでしょうか。
インターネットというのは基本的にネガティブな情報が溢れています。人を不安にさせる情報であったり、病気のことであったり。
そういった情報を見ていると、必ず不安は助長されてしまいます。
これがパニック障害を悪化させる要因になると思うし、私自身もネットのネガティブな情報によって、不安感が増したという経験があります。
またこれは引き寄せの法則のようなものですが、心がネガティブな状態にある時はネガティブな情報を集めるように思考が働いてしまいます。
だから、引き篭もることそして、インターネットを見続けることというのはいいことではないのです。
では、どうすればいいか。私からのアドバイスは、インターネットの利用時間を減らすということ、そして、外出する時間を少しでも増やすということです。
どうしても自宅から出られないのであれば、自分が一番集中して取り組める何かに取り組んでいきます。それは仕事やアルバイトをするということが一番なのですが、自分が好きなこと、趣味でもかまいません。
そして、それはできる限りオフラインのものが良いと思います。これはかなり重要なことだと思っています。
もちろん、本当に体調が悪い時などは無理をせず、一日中寝ているという日があっても良いと思います。あくまで、無理のない範囲で行っていきます。
何かに打ち込んで取り組む、または外出すると、ネガティブな思考について考える時間が少なくなるため、思考が分散することによって、気を紛らわすことができるようになるということです。
私は自宅でジャグリングや将棋をひたすらやっていました。
結果的に何かに打ち込んで取り組むことによって、生活習慣がだんだん安定してきます。
そして、その規則正しい習慣を続けることによって、ネガティブな思考にとらわれるということがだんだんと少なくなってきます。
これには長期的に時間がかかるかもしれませんが、結果的に大きな変化を生むことができます。
大事なのは、少しずつ自分の習慣を変えるということです。
ただでさえ、体調が悪いわけですから、急激な変化というのはとても体にとって負担になってしまいます。
皆さんも急にマラソンで42.195キロ走ってくださいと言われても無理ですよね笑
マラソンをやるのであればケガをしない範囲で少しずつ距離を増やしていくことを考えると思います。
パニック障害のリハビリもそのような感覚で、少しずつ無理のない行動範囲を広げていきます。
毎日小さな目標を設定して、それを達成することで少しずつ自信になってくると思います。
それこそが、成功への鍵だと思います。
皆さんの人生に少しでも参考になればと思っています。
それでは。
パニック改善に重要な生活習慣1選

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